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IoTの実装手法は1つじゃない!――磁気スイッチを使ってポストの開閉をメールで通知身近な課題から学ぶ「IoT手法」(2/5 ページ)

「IoT」(Internet of Things)におけるデータ取得は、さまざまなハードウェアやセンサーを組み合わせることで実現できます。また、取得したデータを使い、価値に結び付けるための実装手法も1つではありません。本連載では、いろいろな手法を使って身近な課題を解決していきます。1回目は、「磁気スイッチを使ったポストの開閉検知」です。

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開発をするための準備

 Nefry BTにプログラムを書き込む開発環境として、フリーソフトウェア「Arduino IDE」を使います。

 公式サイトのダウンロードページから、使っているPCのOS(Windows OS、macOSなど)に合ったソフトウェアをダウンロードしてください。

 無償提供されているので、開発者への寄付を促す「CONTRIBUTE」ページが現れますが、寄付しない場合は「JUST DOWNLOAD」を選択します。インストールできたら、Nefry BTを認識させる準備をします。

 ツールバーの[Arduino]→[Preferences]を開きます。

 「追加のボードマネージャのURL」の欄に「https://nefry.studio/package_nefrybt_index.json」と入力し、「OK」で保存します。

 ツールバーの[ツール]→[ボード]→[ボードマネージャ]を開きます。

 検索欄に「nefry」と入力して検索し、「Nefry(ESP32) by Nefry Community」をインストールします(クリックするとインストールボタンが出現します)。これで事前の準備は完了です。

配線

 早速、磁気スイッチをNefry BTに接続します。磁気スイッチはデジタル入力なので、Nefry BTの「D2」コネクターに接続します。

 モジュールの入出力形式は、型番を検索して公式ドキュメントを見ると確認できます。

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