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保存容量は無制限 「IIJオブジェクトストレージサービス」が東日本リージョンでも提供開始データ転送料は無料、DR対策に有効

IIJは「IIJオブジェクトストレージサービス」を従来の西日本リージョンに加え、東日本リージョンでも提供する。DR(ディザスタリカバリー)対策などに使えるようになった。

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年7月31日、同社のクラウドサービス「IIJオブジェクトストレージサービス」の機能を拡張したと発表した。これまでの西日本リージョンに加え、同日から東日本リージョンでも提供する。

 IIJオブジェクトストレージサービスは、Amazon S3との互換性を備えるREST APIに対応したオブジェクトストレージ。今回、西日本リージョンと東日本リージョンの両方で利用可能としたことで、データを物理的に離れた2つの場所に保存してDR(ディザスタリカバリー)対策などに使えるようになった。IIJのバックボーン上に顧客の専用のプライベートネットワークを構築する「IIJプライベートバックボーンサービス」を利用することで、閉域接続も可能だ。

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IIJオブジェクトストレージサービスの概要図(出展:IIJ

データ保存量に対する従量課金

 IIJオブジェクトストレージサービスの保存容量は無制限。1オブジェクト当たりの最大データ容量は5TB。マルチパートアップロード機能を利用することで、5TBを超えるオブジェクトでも、分割してアップロードできる。

 REST APIによる操作だけでなく、Webアプリケーションのコントロールパネルでオブジェクトのアップロードやダウンロードが可能。クライアントソフトウェアを開発するためのSDKや、コマンドラインツールなども用意する。

 利用料金はデータ保存量に対する従量課金で、1GB当たり月額7円。初期費用や、アップロードとダウンロードの際のデータ転送料はかからない。

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