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Azure IaaSでBYOS対応のRHELゴールドイメージが利用可能に:Microsoft Azure最新機能フォローアップ(97)
Microsoft Azureにおいて、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のBYOS(Bring Your Own Subscription)対応のゴールドイメージが利用可能になりました。これにより、Azure Marketplaceなどでは、ゴールドイメージから簡単かつ自動化された方法でRHEL仮想マシンを展開できるようになります。
BYOS対応のRHELゴールドイメージとは?
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のBYOS(Bring Your Own Subscription)イメージ(別名、RHELゴールドイメージ)とは、オンプレミス環境で所有するRHELサブスクリプションをAzure IaaS上のRHEL仮想マシンに適用し、追加のRHELプレミアム料金(RHELおよびサポート料金)の加算なしで、無料のLinux仮想マシンと同等のコアコンピューティング料金で仮想マシンを実行できるものです。RHELのBYOSイメージは2019年5月からプレビュー提供されてきましたが、2020年1月17日に一般提供が始まりました。
- [プレビュー]Red Hat Enterprise Linuxの BYOSイメージが利用可能(2019年5月22日)(Microsoft Azure)
- [提供中]Azure で Red Hat Enterprise LinuxのBring-Your-Own-Subscriptionゴールドイメージの一般提供を開始(Microsoft Azure)
RHELゴールドイメージにアクセスする方法
これまでのAzure Marketplaceでは、RHELプレミアム料金が加算された従量課金制(Pay-As-You-Go)イメージのみが利用可能でした(画面1)。プレビュー開始以前にBYOSでRHEL仮想マシンを利用するためには、オンプレミスに展開した既存のRHELサブスクリプションを、Red Hat Cloud Accessプログラムを通じてAzureのBYOSに移行する必要がありました。
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