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顔色が見えない時代のチームワークとマネジメントコミュニケーションの同期が足りないよ(1/6 ページ)

雑談は、仕組みとしてデザインしていかないとね。

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 おひさしぶりです。元プログラマーの菌類にして採用担当、最近はエンジニアリングマネジャーという名のグラウンドキーパーをやっている、「きのこる先生」です。草むしりに球拾い、白線を引いてトンボをかけて……と、エンジニアリングチームがケガせず練習や試合に全力を尽くせるコンディションを整えています。

 相変わらずテレワークの日々を過ごしています。何度目かの緊急事態宣言で飲みに行く頻度は激減し、キャンプやサウナにもなかなか行けず、全力で引きこもる日々が続いています。どこかの神様がそんな状況を見かねたのか、プレイステーション 5の抽選販売に当選してしまい、ますます引きこもりに拍車が掛かっています。さすが次世代機、グラフィックスの進化がハンパないぜ!……といってもまだPS4タイトルしか遊んでないのですが、ロードの速さは素晴らしいですね。

 さて今回は、こんな引きこもってテレワークを続ける日々で仕事はどのように変化しているのか? われわれはどうしたらいいのか? そんなテーマについて、菌類のテレワーク経験を振り返って考察してみます。

顔色が見えない時代

 テレワークについての話を聞くと、困りごとの筆頭として挙がるのが「コミュニケーション」についての問題です。

 1人でもくもくと進める作業であれば、自宅でのテレワークは通勤のコストや疲労もなく、身だしなみもそこそこでよく、音楽を聴いたりアニメを流したり猫をなでたりしながら仕事してもいい、という夢のような就業環境を実現できる素晴らしいワークスタイルです。

 一方で、人と人とのコミュニケーションは難易度が上がっています。会話のツールであるビデオチャットは、対面でのコミュニケーションと比べて情報が減衰することは避けられません。微妙な顔色やしぐさなど非言語的な情報から相手のコンディションを把握するのが、グッと難しくなっているからです。

 オフィスに出社して「おはようございます!」と声を掛けても、なんだか返事に元気がない。ちょっと違和感があるのでつかまえてしゃべってみると、仕事だったりプライベートだったりで抱えている何らかのモヤモヤをキャッチできた……なんてことは、過去何度も経験してきました。机を並べて働いていれば、「ちょっといいかな?」と相談したり、息抜きのタイミングで雑談したりする機会は、わりと頻繁に発生します。

 これがテレワークになると、気軽な声掛けや雑な相談など、カジュアルな会話を始めるための手順がいきなり複雑になります。

 よくあるケースとして……。

  • ここ分からんから相談したい
  • 「ちょっといま会話できますか?」とチャットで呼び掛ける
  • 返事がないので相手のカレンダーを見る
  • ミーティング中だ
  • 相手も自分も予定がない時間を探す
  • やっと空きが見つかったので予定を確保する
  • ビデオチャットに接続する
  • 「お忙しいところすみません、お時間ありがとうございます」

 ああ、面倒くさい!

 面倒くさくても予定を確保して会話を始めてくれる人ならまだいいのですが、面倒くささや相手の時間を奪う申し訳なさに負けてしまったり、「会話したい!」と思った瞬間の情動がさめてしまったりすると、また今度でいいか……と会話を諦めてしまうケースも多々あります。

 その諦めてしまった会話の中に、仕事の不安やトラブル、プライベートの悩みごと、果ては「辞めたい気持ち」なんてのが含まれていたとしたら、本人にとってもチームや会社にとっても、大きな損失になりかねません。

 テレワークの時代、それは「顔色が見えない時代」なのかも、と感じる日々です。


マッシュルームを薄くスライスして、オリーブオイルとトリュフ塩とレモン汁をかけるとおいしいですよ
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