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「アジャイルソフトウェア開発宣言」のプロトコルを活用して、周囲に救援要請する:助けてください!(2/3 ページ)
4人家族の家事育児をワンオペで担うことになった陽太郎さんは、エンジニアリングマネジャーとして学んできたアジャイルの知識を活用して、コアの困りごとを解決するために、周囲に相談することにした。
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対話を促進するために意識した幾つかの工夫
対話やコラボレーションが重視されているために、対話を促進するような原則やプラクティス、心構えといったさまざまな工夫が生み出されています。それらは無限といっていいほどバリエーション豊かですが、ここでは私が意識した幾つかの工夫を紹介します。
自分の透明性を担保するための「自己開示」
対話をする上で、まずは自分の置かれているコンテキストを自他ともに理解することが重要です。そのために自分から積極的に自己開示していく必要があります。
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