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Backblaze、自社データセンターにおけるSSDの使用統計レポートを発表モデル別に年間平均故障率(AFR)を算出

Backblazeは、自社データセンターにおけるSSDの使用統計レポートを発表した。統計対象のSSDは全て、ストレージサーバの起動ドライブとして使われている。

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 クラウドストレージやクラウドバックアップサービスを提供するBackblazeは2022年3月3日(米国時間)、自社データセンターにおけるドライブ使用統計レポートの初のSSD版を発表した。

 同社はこれまで、HDDに特化した使用統計の年次レポートと四半期レポートを発表してきた。今後はSSD版も年2回発表していく。HDD版は引き続き年4回発表する。

 SSD版使用統計レポートでは、Backblazeが世界各地のデータセンターで使用する総計2200台のSSD(2021年12月末時点)の統計が報告されている。これらは全て、ストレージサーバの起動ドライブとして使われている。

 Backblazeの環境における起動ドライブは、ストレージサーバを起動させるだけでなく、ストレージサーバが生成するログファイルや一時ファイルを保存する役割も果たす。起動ドライブは毎日、ストレージサーバの稼働に応じて、ファイルの読み書き、削除を行っている。

 Backblazeは、以前はストレージサーバの起動ドライブとしてHDDを使っていたが、2018年第4四半期から、全ての新しいストレージサーバの起動ドライブおよび故障したHDD起動ドライブの代替として、SSDを採用している。

SSDの年間平均故障率

 2019年、2020年、2021年のSSDの年間平均故障率(AFR:Annualized Failure Rate)を次の表に示す。


図1:2019年、2020年、2021年におけるBackblazeのSSDの年間平均故障率(AFR)(提供:Backblaze)

 Backblazeはこの表について、次のように説明している。

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