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「期待通り」じゃなかった就職や転職、どうする?仕事が「つまんない」ままでいいの?(89)(1/3 ページ)

春は就職や転職などで、新たな環境に身を置く人が多い季節です。夢や憧れを抱いて就職・転職したのに、期待していたイメージとは異なっていて選択を悔やんでいませんか? そんなとき、今後に向けた行動や気持ちの整理はどうしたらいいのでしょうか?

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 2022年4月にIT企業X社に就職した新米エンジニアのAさんは、「会社選びに後悔している」と言います。

 X社は、多くの人が知っている中堅の会社です。Aさんにとって第一志望ではなかったものの、志望していたエンジニアになることができました。

 Aさんが入社前にイメージしていたのは、「大学で学んだプログラミングスキルを生かして、第一線で活躍する姿」でした。周りには意識が高く、技術力が高い先輩がいる。さまざまな技術を教わりながら成長し、自立していく。もちろん、時には挫折することもあるかもしれないけれど、みんなで協力しながらその困難を乗り越えていく……そんな姿をイメージしていたそうです。

 しかし、いざ入社してみると「先輩や同僚のイメージが、実際は違った」と言います。

 先輩社員はみな、とてもやさしくいい人です。「新入社員はできなくて当たり前だから、そんなに焦らなくていいよ」と言ってくれます。でも、「技術肌のエンジニア」というよりは、何となく「ゆるい」感じがします。「こんな環境で成長できるのかな?」と不安です。また、同期と話をすると、エンジニアとしての「理想がない」というか、「意識が低い」というか、仕事に対する思いが感じられないと言います。

 そのため、本当はもっと積極的に仕事をしたいのに「何か、違うんだよな」という感じがして、X社に入社したことを少し後悔しているのだそうです。


何だか思っていたのと違うなあ

環境の変化で「後悔しやすい」季節

 春は、就職や転職などで新たな環境に身を置く人が多い季節です。4月から1カ月ほど経過し、ゴールデンウイークも終わって一段落ついたいま、あらためて「よし、これからも頑張るぞ!」と、気持ちを新たにしている人もいるでしょう。

 一方、夢や憧れを抱いてIT業界に就職や転職したにもかかわらず、職場や仕事内容が期待していたイメージとは異なっていて、「あっちの会社を選べばよかったかな」「こんなことなら転職するんじゃなかったな」などと、その判断を悔やんでいる人もいるかもしれません。

 また、理想の会社に入ることはできたけれど、希望していた職種とは異なる配属に、「本当は、こんなことをしたいわけじゃないのに」と落胆したり、「この仕事、私にできるだろうか」と不安を抱いたりしている人もいるでしょう。

 過去の選択を悔やんでも時間を元には戻せないし、どうにもならないことは分かっている。でも、「もしあのとき、この選択をしなければ」「別の道を歩んでいれば……」と、つい「たられば」を考えてしまう……。

 そんな気持ちを抱いてしまうこと、ありますよね。

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