検索
連載

【 Get-NetAdapter 】コマンドレット――コンピュータのネットワークアダプターを取得するWindows PowerShell基本Tips(33)

本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-NetAdapter」コマンドレットを解説します。

Share
Tweet
LINE
Hatena
「Windows PowerShell基本Tips」のインデックス

連載目次

 本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、コンピュータに接続されたネットワークアダプターを取得する「Get-NetAdapter」コマンドレットです。

Get-NetAdapterコマンドレットとは?

 ネットワークアダプターの情報を参照する手段として、最初に思い付くのはGUIの管理画面などからの参照でしょう。

 「Windows 10」や「Windows 11」では「設定」→「ネットワークとインターネット」から参照可能ですが、Get-NetAdapterコマンドレットを用いることで、同じ情報を取得することができます。また、IPアドレスなどをPowerShellコマンドレットでの設定する場合、設定するネットワークアダプターを特定する必要がありますが、その作業をGet-NetAdapterコマンドレットで実施するため、ネットワーク設定の起点となる非常に重要なコマンドレットになります。

Get-NetAdapterコマンドレットの書式

Get-NetAdapter [オプション]


Get-NetAdapterの主なオプション

オプション 意味
-Name 指定したネットワークアダプター名を持つネットワークアダプターを取得する。省略可能
-InterfaceDescription ネットワークアダプターの詳細の全部もしくは一部を指定して一致したネットワークアダプターを取得する。省略可能
-InterfaceIndex 指定したネットワークアダプター番号のネットワークアダプターを取得する。省略可能
-IncludeHidden 非表示のネットワークアダプターも併せて取得する。省略可能
-Physical 物理ネットワークアダプターのみを取得する。省略可能


コンピュータに接続されているネットワークアダプターを取得する

 オプションを指定せずにGet-NetAdapterコマンドレットを実行すると、コンピュータに接続されたネットワークアダプターが表示されます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る