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オンプレミスは2026年までに「Newオンプレミス」に変わる ガートナーが提言:オンプレミスは滅びぬ、何度でもよみがえるさ
ガートナージャパンは、オンプレミスに関する展望を発表した。同社によると「オンプレミスかクラウドか」ではなく「従来型か最新型か」の議論が重要になってきているという。
ガートナージャパンは2023年3月16日、オンプレミスに関する展望を発表した。
「オンプレミスかクラウドか」ではなく「OldかNewか」
ハイパースケーラーがオンプレミスサービスを展開し始めるなど、オンプレミスの価値が見直されている。ガートナージャパンによると、ハイパースケーラーと従来のオンプレミスベンダーとの競合が再燃しつつあるという。こうした変化に伴い、「従来型(Old)のオンプレミス技術は衰退し、クラウドネイティブの要素を取り入れた最新型(New)のオンプレミス技術へと変革が進む」とガートナージャパンは予測している。
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