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エンジニアのレイオフが続く中、2023年の世界のIT支出はプラス成長?――Gartnerが予測:テクノロジー人材の需要は?
Gartnerは2023年4月6日(米国時間)、世界のIT支出が2023年にどうなるのかの予測を発表した。テクノロジー人材の需要についても予測している。
Gartnerの最新の予測によると、2023年の世界のIT支出は2022年から5.5%増加し、合計4.6兆ドルになるという。世界的な経済の混乱が続いているにもかかわらず、2023年には世界中の全ての地域でIT支出がプラスの成長を遂げると予測している。
「マクロ経済の逆風は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を遅らせるものではありません。多くの国で2023年の国内総生産(GDP)成長率と高インフレ率がほぼ横ばいになると予測されているにもかかわらず、IT支出は引き続き堅調に推移するでしょう。CIO(最高情報責任者)は、企業の価値提案、収益、顧客とのやりとりを変革するために、デジタル技術を使用しながら支出を最適化しようとしているので、優先順位付けが重要になります」(Gartnerのアナリストでディスティングイッシュト バイスプレジデントの、ジョン=ディビッド・ラブロック氏)
Gartnerは、企業が、生産性の向上や自動化、ソフトウェア主導の変革を通じて、競争上の優位性を獲得するために支出を優先するので、ソフトウェアセグメントは2023年に2桁の成長を遂げるとみている。逆に、デバイスセグメントは2023年に5%近く減少する。これは、購買力の低下と購入意欲の欠如によって、消費者がデバイスの購入を先延ばしにするからだ(表1を参照)。
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