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「Excel好き」では進化できない、「Excel/CSVでデータ連携」が残る今、AIをどう使うか今週の「@IT」よく読まれた記事“10選”

@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。

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 業務効率化の核として生成AIの社会実装が急速に進む一方で、現場が抱える「Excel依存」や「レガシーなデータ連携」といった地道な課題への関心も根強く残っています。

 特に今週は、AIとの協働が「壁打ち」から「業務タスクの委託」へとシフトする中で見えてきた落とし穴や、開発ツールの進化に関するトピックが大きく注目されました。Web技術の根幹に関わるHTTPの新メソッド「QUERY」の標準化といった技術トレンドから、大規模組織における業務変革の泥臭い成功事例まで、エンジニアが実務で直面する理想と現実が色濃く反映されています。

 以下、今回の対象期間2026年7月13〜19日に@ITで公開された記事の、アクセスや反響を基にしたランキングです。

1位:社内の「Excel好き」に向き合う情シスの言い分、だから進化できない

デジタル化を推進する情報システム部門にとって他部門の協力は欠かせない要素だが、インボイスが実施した調査によれば、情シスは経理部門との間に“やりづらさ”を感じている。

2位:「ExcelとCSVでデータ連携」をまだなくせないのはなぜ? 調査で見えたその原因

データ連携の自動化が進まず、ExcelやCSVファイルによる手作業から抜け出せないのはなぜなのか。製造業を対象にしたスリーシェイクの調査からは、その背景に業務システムの運用形式があることが浮かび上がった。

3位:カプコンはWebサービス開発現場で陥る「当時の背景を把握するのが難しい」をどう解消した?

担当者の交代や退職で、システム開発の経緯がブラックボックス化――。Webサービスの開発現場で起きがちなこうした課題に対し、カプコンは現場の暗黙知をコンテキストとしてAIに引き継ぐ発想を取り入れた。

4位:GETでもPOSTでもない HTTP新メソッド「QUERY」が標準化へ

GETでもPOSTでもない、第3のHTTPメソッドが標準化に進んだ。IETFが公開した「QUERY」は、検索専用のHTTPメソッドとして設計され、長年指摘されてきたURL長や検索APIの課題を解決することを目指す。新仕様の仕組みと実装への影響を読み解く。

5位:「AIと壁打ちはもう古い」 業務タスクを任せる「Claude Cowork」の落とし穴

GETでもPOSTでもない、第3のHTTPメソッドが標準化に進んだ。IETFが公開した「QUERY」は、検索専用のHTTPメソッドとして設計され、長年指摘されてきたURL長や検索APIの課題を解決することを目指す。新仕様の仕組みと実装への影響を読み解く。

6位:「最新モデルの最強補完」は終わってる――VS Codeが「コーディングハーネス」に最も開発工数を注ぐ意味

Microsoftは、VS Codeの「GitHub Copilot」を支える「コーディングハーネス」の構造と評価手法を公式ブログで解説した。モデル選定よりも、コンテキスト構築やツール公開、エージェントループの設計こそがエージェント体験の品質を決めるとしている。

7位:「紙・Excelの承認・集計3000人規模」 福山通運は3人でどう変えた?

福山通運はノーコードのクラウドデータベース「JUST.DB」を導入した。情報システム部主導で内製を進めており、全国400拠点、3000人規模の情報基盤を主要メンバー3人で構築したという。

8位:生成AIが「Excel並みに当たり前」の今、知らないと損する“単純な構造”の話

生成AIを使い始めて、何年になるだろう。気が付いたら、コードも書いてくれるし、議事録もまとめてくれる。便利になった。でも、ふと立ち止まってみると、年収は上がっただろうか。本連載を読んで、いま一度、正直に確かめてほしい。

9位:ITコンサルに「想像より上」は望めない? 何を委託しようと素直には喜べない訳

ガートナージャパンによれば、ITにまつわる重要な意思決定において約4分の3の企業がコンサルティングサービスを利用しているが、その満足度に関しては手放しでは喜べない状況だ。

10位:中央省庁で初のSAP ERP導入 海上自衛隊は「全国に分散した物資情報」をどう一元管理した?

全国に分散した物資情報を一元管理する基幹業務システムを導入した海上自衛隊。中央省庁では初となるSAPのERPパッケージをベースにしたシステムで、約4万5000人が利用する。その仕組みとは。

 今回のランキングを振り返ると、最先端の生成AIやプロトコルの標準化が進む一方で、現場がいかに「Excelという偉大なレガシー」と向き合い、泥くさいカイゼンを積み重ねているかが浮き彫りになりました。

 技術の進化スピードに目を奪われがちですが、本当に価値を生むのは、現場の課題に真摯に向き合い、システムやプロセスを最適化していく地道なエンジニアリングの力です。レガシーの解消もAIの乗りこなしも一朝一夕にはいきません。新たな技術を武器にしながら、目の前の課題を一つずつ突破していく皆さんの挑戦を、@ITはこれからも全力で応援していきます。

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