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口の形を読み取ってスマートフォンに入力できる眼鏡型デバイス「EchoSpeech」を発表 コーネル大学音響感知と人工知能を利用し無発声でコマンド認識

コーネル大学の研究所は、低電力のウェアラブル無声音声認識インタフェース「EchoSpeech」を発表した。

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EchoSpeechメガネをかけた、ルイドン・チャン氏

 コーネル大学のSciFi(Smart Computer Interfaces for Future Interactions)研究所は2023年4月6日(米国時間)、低電力のウェアラブルインタフェース「EchoSpeech」を発表した。EchoSpeechは、唇と口の動きに基づいて、音響感知と人工知能を利用し最大31個の発声されていないコマンドを認識する無声音声認識インタフェースだ。コマンドを認識してスマートフォンで実行できるようになるまでのユーザートレーニングには数分間しかかからないという。

 「音を発声できない人にとって、このサイレントスピーチ技術は、音声シンセサイザーへの優れた入力方法となる可能性がある。患者の声を取り戻すことができるかもしれない」と開発者の一人であるルイドン・チャン氏は、この技術の潜在的な用途について語る。

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