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IBM、AIプラットフォーム「watsonx」を発表 日本での展開はいつ?:「Red Hat OpenShift AI」や「Watson Code Assistant」を提供へ
IBMが企業向けのAIプラットフォーム「watsonx」を発表した。2023年7月に一般提供を予定しているwatsonxは、基盤モデルや生成AIのための新しいプラットフォームで、スタジオツールやデータストア、ガバナンスツールキットを提供する。
IBMは2023年5月9日(米国時間)、年次で開催するカンファレンス「Think」で、新しいAI(人工知能)およびデータプラットフォーム「watsonx」を発表した。watsonxは基盤モデルや生成AI向けの新しいプラットフォームで、スタジオツールやデータストア、ガバナンスツールキットを提供する。
IBM会長兼CEOのアービンド・クリシュナ氏は「クライアントがAIで優位性を獲得できるように、企業のニーズに合わせてwatsonxを構築した。watsonxを使用することで、クライアントはデータを完全にコントロールしながら、ビジネス全体にわたってカスタムAI機能を迅速にトレーニングし、展開できる」と述べた。
日本での展開はいつ? 日本IBMが説明
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