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副業の年収額、中央値は294万円 ライボが副業と兼業の実態調査:年収の理想と現実、その差は平均で約200万円
ライボは「2023年副業・兼業の実態調査vol.2」の結果を発表した。それによると、約8割の人が本業に満足しており、副業経験者は約3割だった。
ライボは2023年10月2日、同社の調査機関「Job総研」が実施した「2023年副業・兼業の実態調査vol.2」の結果を発表した。これは20〜50歳代の社会人を対象に、本業の満足度や副業の経験、理想の年収額などについて調査した結果をまとめたもの。
副業の年収額、最頻値は600万円
本業の満足度について聞くと、78.0%が「満足している」と回答した。内訳は「とても満足している」(16.6%)、「満足している」(26.1%)、「どちらかといえば満足している」(35.3%)。年収額について聞くと、現在の年収額は平均で570.6万円、中央値が550.0万円、最頻値が600.0万円だった。これに対して理想の年収額は平均が769.2万円、中央値が600.0万円、最頻値が600万円で、実際の平均年収額に比べて理想額は198.6万円高かった。
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