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無料で「実践的なデータサイエンス」を学べるオンライン演習を開講 総務省これまで約7万6000人が受講

総務省は、データサイエンスのオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を開講した。行政やビジネスでの活用を想定しており、業務やビジネス上での分析事例を中心に実践的な統計分析手法を解説する。

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 総務省は2023年10月3日、データサイエンスのオンライン講座「社会人のためのデータサイエンス演習」を開講すると発表した。統計リテラシー向上に向けて、データサイエンス力の高い人材を育成することが目的。社会人や大学生が対象で「実践的なデータ分析の手法を学習できる」としている。

業務やビジネス上での分析事例を基に解説

 社会人のためのデータサイエンス演習は2016年4月に開講した講座で、これまで延べ約7万6000人が受講した。2022年10月に内容の一部をリニューアルしたが、その講座を2023年に再び実施する形だ。行政やビジネスでの活用を想定しており、業務やビジネス上での分析事例を中心に実践的な統計分析手法を解説している。

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講座で学ぶ内容(提供:総務省

 開講期間は2023年10月3日から同年12月12日まで。学習時間は1回当たり10分程度で、1週間当たり5〜7回の講座を5週間かけて実施する。各週の内容は、「データサイエンスとは」「分析の概念と事例」「分析の具体的手法」「ビジネスにおける予測と分析結果の報告」「ビジネスでデータサイエンスを実現するために」の5つ。また、これらとは別に「Microsoft Excel」や統計解析ソフトを使用した補講と演習が11回分用意されている。

 各週の確認テストと最終課題の得点率によって修了証を取得できる。2023年12月4日までにWebサイトで受講登録することで、誰でも無料で受講できる。

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