検索
ニュース

経営層は「AIと自動化の導入に伴って従業員の40%に学び直しが必要になる」と考えている 日本IBM日本企業が抱える人的資本情報開示に関する課題とは

日本IBMは、「人的資本経営推進と戦略的開示に向けて」と「自動化とAIが導く『拡張労働力』の世界」の2つの調査レポートを公開した。日本企業が抱える人的資本情報開示に関する課題や、AIによって仕事がどのように変化しつつあるのかを明らかにした。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 日本IBMは2023年11月16日、人的資本経営の調査レポート「人的資本経営推進と戦略的開示に向けて」と、AI(人工知能)による拡張労働力に関するレポート「自動化とAIが導く『拡張労働力』の世界」を公開した。

「人的資本に関する戦略が短期的な経営戦略と連動しない」が悩み

 “人的資本経営推進と戦略的開示に向けて”では、日本企業が抱える人的資本情報開示に関する課題について調査している。

 調査結果によると「人的資本情報の開示内容は自社の競争力を適切に示している」と考えている企業は7割を超えていた。その理由を聞くと約半数が「パーパス(企業の存在意義)や経営ビジョン、経営戦略と人的資本に関する情報の関係が十分に示せているから」「開示を推奨されている項目を全て満たしているから」と回答した。

画像
人的資本情報の開示内容が「自社の競争力を適切に示している」と思う理由(提供:日本IBM

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る