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大切なのは「原因の追究」か?――トラブル発生時のコミュニケーション:仕事が「つまんない」ままでいいの?(109)(2/3 ページ)
重大な問題が起こると、その原因を追究したくなるかもしれません。しかし、最も大切なのは「問題を解決すること」ではないでしょうか。
原因追究の問題は「犯人探し」で終わってしまうこと
また、本来であれば、問題は仕組みやシステムで解決したいところです。しかし「なぜ?」「どうして?」といった原因追究が始まると、問題を起こした「人の原因」に焦点が当たり、「犯人探し」や「個人の責任追及」を始めてしまいがちです。
話は少し異なりますが、情報漏えいのようなトラブルがあった場合、「なぜ?」「なぜ?」と原因を追究していくと、こういった感じになるのではないかと思います。
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