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「大きな被害は出ていないが注意が必要な通信」を確認 ラックがセキュリティレポートを公開「ネットワーク内部の重要インシデントはマルウェアに起因するものが多い」

ラックは「LAC Security Insight 第9号 2024 夏」を公開した。2024年4〜6月のマルウェア関連被害の相談割合は、2023年同期より減ったものの、前四半期(1〜3月)からは増加した。サーバ不正侵入の被害は、前年同期と前四半期のどちらと比べても減少していた。

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 ラックは2024年8月20日、「LAC Security Insight 第9号 2024 夏」を公開した。同レポートは、JSOC(Japan Security Operation Center)など、同社のセキュリティ部門が業務(脅威の分析、調査、侵入テスト)の中で得た脅威に関する知見をまとめたもの。

 同レポートは、2024年4〜6月の期間に「サイバー119」で対応したインシデントの傾向や、JSOCで観測したサイバー攻撃の傾向を取り上げている。なおサイバー119とは、情報漏えい事故などが発生した際に顧客を支援するラックのサービス。

インターネット経由の攻撃によるインシデントが増加傾向

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