「技術が分からない経営者」による混乱を防ぐ? Reminusが「CTO業務代行サービス」を提供開始:外部のCTO人材が技術的な意思決定を支援
Reminusは、SaaSスタートアップの非エンジニア経営者を対象としたCTO業務代行サービス「Reminus CTO代行」の提供を開始した。技術戦略の立案から、採用、開発組織の立ち上げ、運用までを外部CTO人材が支援する。
SaaSスタートアップの技術経営支援を手掛けるReminusは2026年4月27日、SaaS(Software as a Service)企業に特化した技術支援サービス「Reminus CTO代行」を提供開始した。
スタートアップの非エンジニア経営者を対象に、CTO(最高技術責任者)の業務を代行する。経営者の伴走役として経営戦略と一体化した技術戦略の立案から、エンジニア採用設計、開発組織の立ち上げ・運用を支援する。
SaaSスタートアップで「技術の意思決定者不在」が課題に
国内SaaS市場の拡大に伴い、非エンジニア経営者が率いるスタートアップでは、技術的意思決定を担う人材不在が課題となっている。Reminusによると、プロダクトの技術的意思決定において、以下のような課題を抱えるケースが少なくないという。
- 経営判断の粒度で技術の優先順位付けができるメンバーが社内にいない
- 必要なエンジニア像が定まらず、採用要件の設計や面接評価ができない
- 特定エンジニアに技術知見が集中し、属人化によるリスクが拡大している
正社員CTOの採用は難易度が高く、コストと時間を要する。一方、技術顧問や受託開発では、経営戦略とひも付いた技術意思決定までは踏み込みにくいという課題がある。
CTO機能を外部から提供、経営判断を支援
こうした背景からReminusは、経営レベルで技術を担う人材を外部から提供する選択肢としてCTO代行サービスを提供するという。
Reminus CTO代行は、CTOに求められる機能を外部から提供する。経営会議で意思決定に関与し、採用や開発、組織運営に関する意思決定を支援する。サービスは以下の3つの柱で構成されている。
経営戦略と一体化した技術戦略の立案
事業計画・資金計画を踏まえた技術選定と開発ロードマップを策定する。経営の目線で技術的意思決定を言語化し、優先度付けを可能にする。
採用要件設計からオンボーディング(初期導入支援)までの一貫支援
エンジニア特有のスキルセット定義、採用媒体の選定に加え、面接評価やオファー設計、入社後の立ち上げなど下流工程まで統合的に支援する。
属人化を防ぐ仕組み化された開発体制の構築
開発効率の最大化や営業組織と開発の連携、外注ベンダーにロックインされない発注管理などにより、持続可能な内製開発体制を構築する。
Reminusは今後の展開としてSaaS企業の事業フェーズに応じた技術経営支援へと領域を拡大する方針だ。外部CTOの提供にとどまらず、企業が自社のCTOを採用・定着させるまでを伴走支援する「CTO採用支援」や、SaaSのセールス・マーケティング領域において自動化やデータ分析などで売り上げ拡大に貢献する「GTM(Go To Market)エンジニア領域の支援」を計画しているという。
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