「無線LANがつながりにくい」どう解決? 「年代物のCOBOL」なぜ読みにくい? IT実務の疑問に答える:今週の「@IT」よく読まれた記事“10選”
@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本をランキング形式で紹介します。何が読者の関心を引いたのでしょうか。
無線LANの利用拡大やレガシーシステムの老朽化、製品ライセンスの変更など、情報システム部門がこれまでの仕組みを見直すきっかけは、さまざまです。開発や業務にAIを取り入れる企業では、AIに何をどこまで任せるのかといった、新しい判断も生じています。既存の仕組みを維持するのか、それとも見直すのか。新しい技術をどこまで、どのようにして取り入れるのか――。こうした判断に向き合う情報システム部門は、どのような記事に関心を寄せたのでしょうか。
本稿では2026年7月27日〜8月2日に@ITで公開された記事の中から、特に注目を集めた10本を、記事へのアクセスや反響を基にランキング形式で紹介します。
1位:アイリスオーヤマも悩んだ「無線LANがつながりにくい」問題 何を変えて解決した?
Web会議の利用拡大で、無線LANによる安定した通信の確保が課題となっていたアイリスオーヤマ。同社は全国24拠点の無線LANをどのように見直し、通信品質を改善したのか。
2位:メインフレームに眠る「年代物のCOBOLコード」、AIでも苦戦する"読みにくさ"の正体
複数の国産メインフレームベンダーが撤退方針を明らかにする中で、レガシーシステムの刷新は喫緊の課題だ。一方ではAIエージェントの存在がモダナイズの在り方にも影響を及ぼし始めている。40年物のシステムにどう向き合うべきか。アクセンチュアの中野氏に聞いた。
3位:デジタル庁と厚労省、大病院電子カルテのクラウドネイティブ化へ本格始動 「野良VPN」脱却へ
デジタル庁と厚生労働省は、大病院向け電子カルテなどのクラウドネイティブ化に向けた「病院情報システム等の刷新に向けた協議会」の構成員募集を実施した。医療業界に根深く残る「個別構築の弊害」や「セキュリティリスク」を解消するため、モダンなクラウド技術やシステム要件の標準化に知見を持つIT事業者を交えた検討が本格化する。
4位:本当にAIは「何のために何を開発するか」に踏み込めない? AIは私の根本的な見落としを指摘してきた
前回、「何を作るか、価値の見極めは人間が握っている」と書きました。今回は、自分を実験台にしてその言葉を確かめます。AIのPMツールに、私が実際に作って公開した製品を、ゼロから企画させてみたのです。結果は、想像していたより厳しいものでした。
5位:Excel作業を自動化する「Copilot in Excel」がスキルに対応 何ができる?
Microsoftは「Copilot in Excel」の財務部門向け機能を強化した。Microsoftの財務部門が実運用で利用・評価し、財務業務で求められる信頼性を重視して開発された。
6位:AIで「コード多重債務者」の世界線へ――新卒エンジニアが実務でボコされて学んだ、4つの挫折と生存戦略
学生時代に「エンジニアリング完全に理解した」と有頂天だった新卒エンジニアが、実務の過酷な壁に直面。AI任せのコードによる大量の指摘や「理解負債」など、プロの洗礼によってボコボコにされながらも這い上がった、泥臭くも再現性の高い「4つの生存戦略」をレポートする。
7位:「脱VMware」なんて望んでいなかった――それでも考えざるを得ない人のための“3つの筋道”
Broadcomによるライセンス変更を受けて、「脱VMware」はITインフラ担当者にとって現実的な検討課題になりました。状況に応じた対策として、私が最近よくお話ししている3つの筋道を紹介します。
8位:もう「拠点間VPN」は安全じゃないのか? 代替手段が浮上するのはなぜか
企業や組織間の安全な接続のために従来は「拠点間VPN」が使われてきたが、この手法はリスクをはらんでいる。そうした中でZscalerが打ち出した手法は、従来のネットワーク接続の安全性確保とは考え方が異なるものだ。
9位:【無料】「メールサーバなんて触ったことない」人も必見 SPF・DKIM・DMARCの基礎が学べる電子書籍75ページ
人気過去連載を電子書籍化し、無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第147弾は、メールの仕組みや基礎を再確認しながら、確実にメールを届けるために必要な設定や運用のポイントを解説する連載「意外と知らないメールサーバ構築・運用の基本」です。「メールが届かない」理由や、SPF・DKIM・DMARCなどの基礎知識が身に付きます。
10位:MFAなのに突破された? 「Microsoft正規画面で認証したのに侵害された」理由
Microsoftの正規サインイン画面でログインし、多要素認証(MFA)も正常に完了した。それでも攻撃者にアカウントへのアクセスを許してしまう──。Trend Microは、OAuth 2.0の正規機能を悪用する新攻撃の実態を公開した。なぜ従来の対策では見抜きにくいのか。攻撃の流れと有効な防御策を解説する。
今回のランキングでは「無線LANがつながりにくい」という身近な問題に加えて、レガシーシステムの刷新やVMwareの仮想化製品群からの脱却(いわゆる「脱VMware」)、拠点間VPN(仮想プライベートネットワーク)の代替など、既存の仕組みをどう見直すかを扱った記事が上位に入りました。AIの活用範囲や、多要素認証(MFA)をすり抜ける攻撃への対策など、新たな技術や脅威への実務的な対処を扱った記事も読まれています。@ITは今後も、情報システム部門の皆さまがこうした課題の解決策を検討したり、今後のシステムの在り方を考えたりする際に役立つ、具体的な事例や技術情報をお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
“有線LANオンリー”が20年以上続いた山形県 「無線LAN中心」にどう移行した?
20年以上続いた有線LAN中心のネットワークインフラを刷新し、無線LAN中心に移行した山形県。約4000台の端末が接続するネットワークインフラを、どのように切り替えたのか。
脱VMwareがあぶり出した「オンプレ人材不足」なぜ深刻化? 現場で見えた“笑えない実態”
「脱VMware」を巡って現場を回る中で、もう一つ気になる問題が見えてきました。それはオンプレミスインフラを担う人材の不足です。背景には何があるのでしょうか。現場で見えてきた変化から考えてみたいと思います。
AIは「脱メインフレーム」を促し、実は“レガシー維持”にも使える その実践例とは
メインフレームやオフコンを巡る「刷新か、維持か」という判断の前提は、AIの登場によって変わりつつあります。どのように変化しているのでしょうか。その背景と実態を整理します。









