DB2でさくさく実現するRESTfulなDBアプリ(3)
FirebugでRESTfulなDBアプリに挑戦!!
CRUDの実行1(Create)
では、データの作成を試してみましょう。「コンソール」の「コマンドラインパッド」に以下を入力し、新規データを追加します(リスト9)。
コマンドラインパッドが表示されていない場合は「オプション」の表示メニューをチェックします。
リスト9 「コマンドラインパッド」からデータを追加するruby=movie.create({title:"test_title",year:"1968",category:"SF",desc:"<desc>test_description</desc>"})
http://localhost:3000/movies にPOSTされたことが分かります(図6)。
図6 リスト9の操作に対するFirebugの表示さらに、「+」を展開すると、どのようなデータがPOSTされたかを確認することができます(図7)。
図7 Firebug上でPOSTの内容を確認するさらに「レスポンス」タブの「Load Response」ボタンをクリックすると、XMLインスタンスを確認することができます(図8)。
図8 レスポンスの内容を確認するまた、Firebugの「DOM」ボタンをクリックし、「ruby」項目の「+」を展開すると、DOMでパースされたデータを確認することができます(図9)。
図9 DOMの表示このように、Jesterは、XMLベースでWebサーバにリクエストを行い、その結果をXMLベースで受け取り、JavaScriptのクラスにします。
なお、環境構築後、初回のみエラーメッセージが出る場合がありますが、本稿で解説する作業には問題ありませんので、そのまま作業をすすめてください。
CRUDの実行2(Read)
次に、入力したデータを参照してみましょう。リスト10の例にある129という値は任意のID値です。
リスト10 任意のIDの情報を取得(ここではID=129)ruby=movie.find(129)
http://localhost:3000/movies/129.xmlがGETされ、レスポンスとして、XMLが返ってきていることが分かります(図10)。
図10 リスト10を実行した際の「レスポンス」表示さらに、「ruby.title」「ruby.year」「ruby.category」「ruby.desc」とそれぞれ入力すると、それぞれの項目の結果が返ります(図11)。
図11 そのほかの情報も確認できる4/5 |
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DB2でさくさく実現するRESTfulなDBアプリ(3)
FirebugでRESTfulなDBアプリに挑戦!!
FirebugでRESTfulなDBアプリに挑戦!!
・URIでCRUDを実現する
コラム2:Webクエリを使用して、Excelからリソースへアクセスする
コラム2:Webクエリを使用して、Excelからリソースへアクセスする
JavaScript(Jester)でリソースに直接アクセスする
・Jesterの準備
レイアウトファイルの編集|Webサーバの再起動|modelクラスの宣言
コラム3:JesterのJSONサポート
・Jesterの準備
レイアウトファイルの編集|Webサーバの再起動|modelクラスの宣言
コラム3:JesterのJSONサポート
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CRUDの実行1(Create)
CRUDの実行2(Read)
CRUDの実行2(Read)
CRUDの実行3(Update)
CRUDの実行4(Delete)
CRUDの実行4(Delete)
DB2でさくさく実現するRESTfulなDBアプリ |
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