コラム2:Webクエリを使用して、Excelからリソースへアクセスする
すべてのリソースに対し、URIでアクセス可能になると、アプリケーションからの接続が非常に簡単になります。場合によっては、データベースにアクセスするよりも、URIにアクセスした方が簡単にデータが取得できる、というケースも出てくるかもしれません。
このコラムでは、Webクエリを使用して、Microsoft Excelから、リソースのデータを取得する方法を簡単に紹介します。
■WebクエリとはWebクエリは、入力したURLにアクセスし、保存されているデータを取得するExcelの機能です。静的・動的クエリを送信し、結果をExcelで表示できるので、簡易的なRESTfulアプリケーションといってもよいでしょう。
簡単な例として、「http://localhost:3000/movies」にアクセスし、データの一覧をExcelに取得してみましょう。
1:「Webクエリ」を選択
Excelを起動し、「ツール」-「外部データの取り込み」-「Webクエリ」を選択します。
2: 範囲を指定して取り込みを実行
「新しいWebクエリ」ウィンドウが起動するので、アドレスに「http://localhost:3000/movies」を入力し、取り込みたいエリアを選択します(取り込みたいデータの左脇に表示された[→]マークをクリック)。
選択後、「取り込み」をクリックします。
3: 「データのインポート」
「データのインポート」ウィンドウはひとまず「OK」をクリックし、次へ進みます。すると、指定したURIからの結果が動的にExcelに反映されます(作成した接続情報は拡張子 iqy のファイルに保存できます)。
今回紹介した方法はGUIを使用して、簡単にURIへアクセスする方法でしたが、送信するURIは動的にも作成できるので、ExcelからVisual Basicを起動し、スクリプトを記述することで、自由にカスタマイズして使用できます。 詳しくは以下のURLを参照くださ い。
Index
DB2でさくさく実現するRESTfulなDBアプリ(3)
FirebugでRESTfulなDBアプリに挑戦!!
FirebugでRESTfulなDBアプリに挑戦!!
・URIでCRUDを実現する
コラム2:Webクエリを使用して、Excelからリソースへアクセスする
コラム2:Webクエリを使用して、Excelからリソースへアクセスする
JavaScript(Jester)でリソースに直接アクセスする
・Jesterの準備
レイアウトファイルの編集|Webサーバの再起動|modelクラスの宣言
コラム3:JesterのJSONサポート
・Jesterの準備
レイアウトファイルの編集|Webサーバの再起動|modelクラスの宣言
コラム3:JesterのJSONサポート
CRUDの実行1(Create)
CRUDの実行2(Read)
CRUDの実行2(Read)
CRUDの実行3(Update)
CRUDの実行4(Delete)
CRUDの実行4(Delete)
DB2でさくさく実現するRESTfulなDBアプリ |
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