Linux Square Linux Squareフォーラムでは、7月から8月にかけて第1回目の読者調査を実施した。ここではその主な結果を紹介する。 ■ 導入状況・使用ディストリビューション 勤務先でのLinux導入状況を、デスクトップとサーバに分けてたずねた。Linuxサーバに関しては、約5割の読者がすでに業務用として導入していることが分かった。
すでにLinuxを導入している場合の使用ディストリビューションを見ると、RedHat Linuxがトップ。次いで TurboLinux、Vineといった“RedHat系”が上位を占めている。
■ Linuxの用途 Linuxの用途として、導入者の7割がWebサーバ/DNSサーバなどの「インターネット関連サーバ」として利用している。次いで「ファイル/プリントサーバ」「データベースサーバ」など、サーバ関連分野での利用率が高く、現状のWindows 2000の使われ方とは対照的な結果となった(Windows 2000 の用途については、Windows 2000 Insider 読者調査結果 を参照)。
■ Linux についての興味内容 続いて Linux に関する読者の興味内容を見てみよう(図4。3つまで選択の複数回答)。上述の現在用途を反映して、「Apache、sendmail、bindなどのインターネットツール」への関心が49.7%でダントツとなった。
またデータベース製品については、「PostgreSQL、MySQLなどのオープンソースデータベース」(32.9%)、および「Oracleなど商用データベースのLinux版パッケージ」(27.5%)が、ともに高い関心を持たれているのが注目される。Linux の価格訴求力と安定性が、eビジネスを支えるデータベースプラットフォームとして支持されているのだろうか。 調査概要
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