Master of Network
第1回 読者調査結果発表

小柴豊
アットマーク・アイティ マーケティングサービス担当
2000/09/19

 Master of Network フォーラムでは、7月から8月にかけて第1回目の読者調査を実施した。ここではその主な結果を紹介しよう。

■ 勤務先サーバのプラットフォーム

 勤務先のサーバのプラットフォームを複数回答で聞いたところ、約9割の読者が Windows NT/2000を利用していた。次いで約4割がLinuxを、35%が商用UNIXを利用しており、異機種混在のオープンネットワークを構築している会社が相当数あることがうかがえる。

図1 勤務先サーバのプラットフォーム

■ 勤務先使用回線

 勤務先ネットワークで使用されている回線ではISDNが53.6%でトップとなり、高速デジタル専用回線・エコノミー専用回線もそれぞれ3割前後の会社で使用されている。

図2 勤務先の使用回線

■ インターネット接続速度

 インターネットの接続速度では、ISDN利用率の高さを反映して 128kbpsが最頻値となっている。それに次いで1.5MbpsのT1回線がほぼ4社に1社で使われている。

図3 インターネットの接続速度

■ ネットワークについての興味内容

 Networkの導入・運用に関する読者の興味内容(図4。3つまで選択の複数回答)を見ると、現在のネットワーク構成を反映してかUNIX、Windows 2000、Linuxなどオープン環境による最適ネットワーク管理法に最も関心が集まった。次いで話題性の高い「Firewall・不正侵入検知・脆弱性検査等のハッカー対策ツール」、「Eコマース・エクストラネットを構築するWebアプリケーション」が続いている。この順番を逆読みすると、“まずはオープンシステムで基盤を固め、外部アタックからの防御策を講じてから、攻めのWebアプリケーションを構築する”という、ネットワーク管理者/SEのプライオリティ付けが見えてくるようだ。

図4 ネットワークについての興味

調査概要
調査方法:Master of Network サイトからリンクした Webアンケート
調査期間:2000年7月24日〜8月18日
有効回答数:97件

Index 
第1回 読者調査結果発表
  Windows 2000 Insider 読者調査結果
  PC Insider 読者調査結果
  XML eXpert eXchange 読者調査結果
  Linux Square 読者調査結果
Master of Network 読者調査結果
  IT Business Review 読者調査結果
 


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