PC Insider 編集後記 2001年5月
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PLAUBEL makina67
ドイツのカメラ・メーカー「PLAUBEL」が日本のドイ・インターナショナル(カメラのドイ)に買収された後、日本で設計・製造されたカメラ。120ロールフィルムを使う6×7cmサイズの中判カメラである。レンズは、NIKKOR 80mm F2.8を採用し、その写りは特筆モノ
。レンズ部分は蛇腹になっており、折り畳むとコンパクトになるが、そのサイズの割りには重いのが難点だ。

おかげさまで1周年

 おかげさまで@ITとともにPC Insiderも、オープン1周年を迎えることができた。当初は、どういった内容やどの程度の長さの記事を提供すればいいのか手探り状態でなかなか記事が掲載されず、不満に思われた読者も多かったに違いない(未だに継続的に掲載できない連載などもある点は、多いに反省しているのだが……)。1年続けて、やっと少しずつだが、PC Insiderに何が求められているのかが見えてきたような気がする。また、オープン当初に目標としてきたPC Insiderの姿に近付いた気もしている。そういった意味では、1年経ったとはいえ、やっとスタート・ラインにたどり着いたという気持ちだ。

 あと数年のうちに、プロセッサの動作クロックは10GHzを超え、物理的な限界に到達する。そのとき、どういった展開になるのだろうか。また、WebサービスやP2Pといった新しいインターネットの利用法の登場によって、コンピュータ・システムそのものが大きく変わっていくことも予想される。PC Insiderでは、そういった新しい時代を先取りする情報を提供し続けたいと思っている。今後とも、ご期待いただきたい。

(PC Insiderガイド 小林章彦)

 
  編集後記
今月の顛末:アナログ電話回線休止の件
 先月の編集後記にて、アナログ電話回線の休止を試してみると書いたが、あっけなく諦めることとなってしまった。サブとしてのアナログ電話の重要性に気付いたからである。アナログ電話を止めると、必要なサービスには片っ端からPHSの番号を登録せざるを得ない(番号を騙るのは避けたい)。しかし、個人情報の漏洩が頻繁にニュースとなっている昨今、もしこの番号が第3者に漏洩してPHSの番号を変更せざるをえなくなったら被害甚大だ。一方、アナログ電話なら普段使っていないから、番号を変えることになってもダメージは小さい。結局、セコイ話だがプッシュを止めて月々400円ほどを節約するだけにした。昔は電話番号なんて1つあれば十分だったのに… (島田)
今月ちょっと嬉しかったこと
 先日、知人に私が昔スーパーアスキーで仕事をしていたことを話すと、最終号を買いそびれたので、是非欲しいとの事。偶然手元に取っておいたものがあったので、差し上げたところ非常に喜んでいただけました。約3年前まで自分がかかわっていた雑誌だけにちょっと嬉しかったです。 (平野)
今月の買い物:Pentium 4と仲間たち
 Northwoodを待つべきだ、いやPalominoだと心では思うのだが、このままPCを新調しないと狼少年になってしまいそうだったので(そんな理由かよ)、連休開けの某日とりあえず秋葉原へ向かった。Athlonには少し未練があったが、幸い(?)1.33GHzはどのショップでも品切れで、当初の予定通りPentium 4を選んだ。覚悟はしていたが、電源ユニットまで購入すると私にとっては結構な出費で、1.7GHzはとても買えず、1.4GHzに落ち着いた。

 予想通りといえばそうなのだが、Pentium 4に変えても極端に速くなったようには感じないのはちょっと寂しい(幻となったPentium III-1.13GHzのほうが、Windowsデスクトップの動作はキビキビとしてたように思う)。ゲームの動作は高速になったが、Athlon-1.33GHzならばもっと速かっただろうとも考えてしまう。それでも、Intelの最新CPUを、リリースからこんなに早い時期に手に入れられたおかげで、MMX PentiumPentium IIでの恨み(高くて買えなかったのだ)は晴らせた、と満足はしている。 (澤谷)
今月の小旅行:館山でイカ釣り だぁ。
 従兄弟に誘われて館山へイカ釣りに行ったんです。館山って、房総半島のさきっちょにある 観光地。会社の保養施設とかどえらいある。愛知出身の僕は関東にあれほど豊かな自然が残っているとは思いもしませんでした。海は透明で底が見えるほど。日頃の煩わしさなんて 吹っ飛ぶ所です。

 東京を出てアクアラインを抜けるとそこはもう木更津。現着午前5時でしたが、堤防は既に満員でした。イカ釣りって餌木(えぎ)っていうでかいルアーみたいのを堤防から投げて釣るんです。しかし釣れん。隣で3匹あがったらしいぞアオリイカ。まじで。1日やって結局ちっこいメバルと鯖の子供しか釣れませんでした。ちくしょう。イカになめられるなんて。それにしてもこの生き餌のアジ。うまそうだなこれ。フライにしたらうまいだろうな。あっあっ。などと悶えても釣れない物は釣れない。しかし暖かい海で投げ釣りしてるだけでも、気分が晴れたのでよしとしましょう。あー。温泉でも入ってくりゃよかったなー。 (清水)
 
  PC Insider STAFF
 
編集人 小川 誉久 Art Director 谷原 正則
ガイド(編集長) 小林 章彦 制作 河本 茂美
ガイド(副編集長) 島田 広道    
構成エディタ 元麻布 春男    
編集 澤谷 琢磨    
  平野 謙    
  清水 庸介
編集・著作 Digital Advantage
   
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