Windows TIPS
[System Environment] |
アプリケーションに対応するプロセスを素早く発見する方法
デジタルアドバンテージ
2000/01/15
2002/09/04更新 |
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対象OS |
Windows 2000 Professional |
Windows XP Professional |
Windows XP Home Edition |
Windows 2000 Server |
Windows 2000 Advanced Server |
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マルチ・プロセス・システムであるWindows 2000/XPでは、アプリケーションやシステムによって起動された多数のプロセスが同時に実行されている。 |
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アプリケーションに対応するプロセスがどれかを知りたければ、タスク・マネージャのプロセス表示機能を利用すればよい。 |
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[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを押すか、タスク・バーの空き領域をマウスで右クリックして表示されるポップアップ・メニューの[タスク マネージャ]から起動できる[Windowsタスク マネージャ]を利用すれば、現在実行されているアプリケーションを一覧表示させたり([アプリケーション]タブ)、プロセスを一覧表示させたり([プロセス]タブ)、システムの負荷状態をモニタしたり([パフォーマンス]タブ)することができる。[アプリケーション]タブと[プロセス]タブがそれぞれ独立しているのは、Windows 2000/XPでは、1つのアプリケーションが複数のプロセスを実行していたり、アプリケーションではないシステム・サービス・プロセスを実行したりしているためだ。これらに加えWindows XPでは、[ネットワーク]タブが追加され、ここでネットワークの負荷状態をモニタできるようになった。
[アプリケーション]タブで一覧される項目は、ちょうどデスクトップの下端(デフォルト時)に表示されるタスク・バー・ボタンの一覧と同じである。ここでは、基本的にユーザーが実行したアプリケーションが一覧表示される(中には、Windows 2000/XPなどによって自動的に起動されるものもある)。
次に[プロセス]タブをクリックしてプロセス一覧を表示してみると、通常は[アプリケーション]タブのそれよりも多くのプロセスが列挙される。これらは、[アプリケーション]タブで表示されていたアプリケーションのプロセスや、システム・サービス用のプロセスなどである。
[プロセス]タブでの一覧では、各プロセスの実行ファイル名が[イメージ名]として表示されるのだが、一般にプログラムファイルのファイル名には、従来の8.3形式に沿った(またはこれに近い)英文字の省略形が使われる。このため[イメージ名]を見ても、それに対応するアプリケーションを特定しづらいことがある。
こんなときには、タスク マネージャの[アプリケーション]タブで目的のアプリケーションを選択し、マウスの右ボタンから表示されるポップアップ・メニューの[プロセスの表示]を実行する。
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タスク・マネージャの[アプリケーション]タブでアプリケーションを選択し、マウスを右クリックすると表示されるポップアップ・メニュー |
アプリケーションに対応するプロセスを特定したければ、タスク・マネージャの[アプリケーション]タブで目的とするアプリケーションを選択し、マウスの右クリックで表示されるポップアップ・メニューの[プロセスの表示]を実行する。 |
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対応するプロセスを明らかにしたいアプリケーションを選択し、マウスの右クリックで表示されるメニューから[プロセスの表示]を実行する。ここでは、PointCastを選択してみた。→ へ
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こうすると、自動的に[プロセス]タブの表示に切り替わり、アプリケーションに対応するプロセスが選択状態になる。
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選択したアプリケーションに対応するプロセスが選択状態になって[プロセス]タブが表示される |
上のメニューを実行すると、このように表示が[プロセス]タブに切り替わり、アプリケーションに対応するプロセスが選択状態になる。 |
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「PointCast」アプリケーションに対応するプロセス。PointCastのイメージ名は「pcn32.exe」であることが分かる。
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更新履歴 |
【2002/09/04】Windows XPに関する情報を加筆・修正しました。
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