[User Interface] | ||||||||||||||
ファイルのコピー/移動での上書き時に「すべていいえ」を指定する
|
||||||||||||||
|
解説 |
エクスプローラであるファイルを選択して、別のフォルダにコピーしたり、移動したりするとき、移動先に同一ファイル名のファイルが存在すると、既存のファイルを上書きしてもよいかを確認するダイアログが表示される。単一のファイルなら、このダイアログで上書きするか、しないかを選択すればよいのだが、複数のファイルを一括してコピー/移動するときに、同一ファイル名のファイルが複数存在すると、そのたびにダイアログが表示されることになる。
操作方法 |
この場合でも、移動先フォルダのファイルを移動元のファイルですべて上書きするなら、ダイアログの[すべて上書き]ボタンをクリックすればよい。
[ファイルの上書きの確認]ダイアログ | ||||||||||||
複数のファイルを一括してコピー/移動するとき、同一の名前を持つファイルが移動先に存在すると、このダイアログが表示される。ここで[すべて上書き]をクリックすれば、移動先フォルダにあるファイルは、すべて移動元のファイルで上書きされる。 | ||||||||||||
|
しかし場合によっては、移動先フォルダに同名のファイルが存在するときには、ファイルはいっさい上書きしないでそのまま残したいというケースもある。いわば[すべていいえ]ボタンがほしいところなのだが、上の画面から分かるとおり、ダイアログにはこのようなボタンは用意されていない。
こんなときには、先のダイアログにおいて、Shiftキーを押しながら[いいえ]ボタンをクリックする。すると、機能的には[すべていいえ]ボタンをクリックしたのと同様に、同名のファイルが存在する場合は、移動先フォルダのものを上書きせずに残すことができる。
キーボードとマウスを組み合わせて操作する必要があるので、あわてず操作してほしい。ただし万一、エクスプローラでのコピー/移動操作を間違えてしまったときでも、それがローカル・ディスクに対する操作なら、「TIPS:エクスプローラで間違って消去・移動してしまったファイルを素早く取り戻す方法」で元の状態を取り戻すことが可能である(ネットワークを介したコピーや移動ではこの機能は使えない)。
関連記事(Windows Server Insider) | ||
Windows TIPS:エクスプローラで間違って消去・移動してしまったファイルを素早く取り戻す方法 | ||
この記事と関連性の高い別の記事
- エクスプローラでファイルの移動/コピーを簡単、確実に行う方法(TIPS)
- エクスプローラで間違って消去・移動してしまったファイルを素早く取り戻す方法(TIPS)
- 使用中のファイルをmovefileコマンドで次回起動時に削除する(TIPS)
- Webブラウザでダウンロードしたファイルを開かずに保存させる(TIPS)
- Windows XPで変わったユーザー/コンピュータ/グループの選択方法(TIPS)
このリストは、デジタルアドバンテージが開発した自動関連記事探索システム Jigsaw(ジグソー) により自動抽出したものです。
「Windows TIPS」 |
- Azure Web Appsの中を「コンソール」や「シェル」でのぞいてみる (2017/7/27)
AzureのWeb Appsはどのような仕組みで動いているのか、オンプレミスのWindows OSと何が違うのか、などをちょっと探訪してみよう - Azure Storage ExplorerでStorageを手軽に操作する (2017/7/24)
エクスプローラのような感覚でAzure Storageにアクセスできる無償ツール「Azure Storage Explorer」。いざというときに使えるよう、事前にセットアップしておこう - Win 10でキーボード配列が誤認識された場合の対処 (2017/7/21)
キーボード配列が異なる言語に誤認識された場合の対処方法を紹介。英語キーボードが日本語配列として認識された場合などは、正しいキー配列に設定し直そう - Azure Web AppsでWordPressをインストールしてみる (2017/7/20)
これまでのIaaSに続き、Azureの大きな特徴といえるPaaSサービス、Azure App Serviceを試してみた! まずはWordPressをインストールしてみる
|
|