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自動化

更新日:2006/03/31

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 自動化
バッチ・ファイル中で日付をファイル名に使用する
バッチ・ファイル中で日付や時間をベースにしたファイル名を利用したい場合がある。/このような用途では、環境変数の%date%や%time%を利用して、ファイル名を合成すればよい。
テンプレートを元に複数メールを一括配信する
メール送信用コンポーネントBasp21を利用することで、ExcelやAccess上で管理されたメール・アドレスに対して、いっせいにメール送信することが可能になる。 / しかしメール送信用のデータをハードコーディングしてしまうと、本文を変更するためだけにプログラムそのものを変更する必要があり、不便なケースが少なくない。 / そこで、メール送信用のデータをあらかじめテキスト・ファイルとして外部データ化しておくことで、モジュールの再利用が容易になる。
リモート・デスクトップで目的のコンピュータに素早く接続する
リモート・デスクトップ機能を使うと、リモートのコンピュータにログオンして、GUI操作を行うことができる。 / リモート・デスクトップ接続の設定をファイルに保存しておくと、クリックするだけで自動的に接続できるようになる。 / だがセキュリティの面から見るとこれは危険なので、パスワード指定は空欄にしておくか、サーバ側でパスワードの入力を強制するように設定しておくとよい。
WSHで簡単なバックアップツールを作成する
日々コンピュータ上で更新されるドキュメントやデータは、いずれも重要な資産である。 / これらのデータを不測の事故によって消失させないためには、日々のバックアップ作業が重要である。 / WSHを用いることで、特別なバックアップツールを用いなくても、指定したフォルダの内容を日単位でまとめてバックアップすることが可能になる。
タスク・スケジューラとWSHで定例処理を実現する
タスク・スケジューラを利用することで、任意のアプリケーションを定期的に実行することができる。 / WSHで組んだコードやバッチ・コマンドなどと組み合わせれば、特定の処理をバッチ処理することができる。
WSHでログオン時に共有フォルダを設定する
複数のユーザーでコンピュータを共有していると、ログオンするユーザーによって異なる共有フォルダに接続したいというケースがある。 / WSHとタスク・スケジューラを組み合わせると、ログオン時に自動的に共有フォルダの設定を行うことができる。
Javaアプリケーションをログオフ中も実行させ続けるには
プログラムをバックグラウンドで実行させ続けるためには、Windows OSのタスク機能が利用できる。 / だがJavaアプリケーションをタスクとして登録しても、ユーザーがログオフすると、Javaアプリケーションが終了してしまう。 / これを避けるには、javawコマンドにログオフのイベントを無視するオプションを付けるとよい。
複数ファイルの文字列置換をワンクリックで行う
複数のテキスト・ファイル内にある文字列を置き換えるには、一括処理するツールがあると便利である。 / Windowsに標準搭載されているスクリプト実行環境を利用することで、テキスト処理を自動化させることができる。 / 置き換え文字列の指定には、固定文字列だけでなく、正規表現を使用することもできる。
sysprepで環境複製用のマスタ・イメージを作成する
多数のクライアント・コンピュータの導入を行う場合、マスタとなるディスク・イメージをコピーして利用すれば、インストールの手間が軽減される。 / 展開時には、コンピュータ名の変更やハードウェアの違いによるデバイス・ドライバの再設定作業などが必要になる場合がある。 / このような用途では、sysprepを使ってマスタ・イメージを用意するとよい。sysprepが適用されたイメージを実行すると、ミニ・セットアップが起動し、最低限の操作でOSやアプリケーションのインストールを完了させることができる。
Windows Server 2003 SP1の自動更新をブロックする
Windows Server 2003 SP1は2005年4月に正式公開され、すでにダウンロード・サイトなどから入手できる。 / 2005年7月26日からは、自動更新サイトでの提供が始まる予定であり、この日を過ぎるとシステムに自動的にSP1が適用される。 / 検証作業が未了などの理由でSP1の適用を延期したい場合は、SP1のブロック・ツールを利用して、レジストリを設定する。 / このツールを利用しても、2006年3月30日を過ぎると自動的にSP1が適用される。
WSHでIEの「お気に入り」一覧を設定する
オフィスで業務用PCを導入する場合、社員が共通して使用するWebサイト/アプリケーションへのURLを一律に設定しておきたいことがある。 / WSHを用いれば、URLの生成に必要な情報をあらかじめ用意しておくだけで、ワンクリックで一連のURL情報をお気に入りに登録することができる。
タスク・スケジューラをコマンド・プロンプトから制御する
Windows NTでタスクを管理するにはat.exeコマンドを利用していたが、Windows 2000以降ではGUIの[タスク]管理ツールも利用可能になった。 / Windows XP/Windows Server 2003では、at.exeから機能が向上したschtasks.exeコマンドが利用可能になった。 / at.exeで作成したタスクを[タスク]管理ツールやschtasks.exeで変更すると、at.exeでは管理できなくなる。
xcopyでファイルをバックアップする
xcopyコマンドを使うと、フォルダ全体をコピーすることができる。 / バッチ・ファイルとタスク・スケジューラを組み合わせると、簡単なバックアップ・システムにすることができる。 / xcopyでコピーしたくないファイルやフォルダがある場合は、コピー除外リストを利用するとよい。
ログオンの失敗をメールで通知する
重要なサーバなどでは、ログオンの失敗が発生したことを検知したい場合がある。 / WMIを利用して、ログオン失敗時に発生するイベントを監視することができる。さらにCDOを組み合わせれば、ログオン失敗の発生をメールで通知させることが可能である。
グループ・ポリシーを使って、コンピュータの終了時にコマンドを実行する
コンピュータのシャットダウン時に何らかの処理を行いたい場合は、グループ・ポリシーを使って制御することができる。 / 起動時やシャットダウン時に実行するスクリプトは、[コンピュータの構成]にある[Windowsの設置]−[スクリプト]で指定する。 / バッチ・ファイルだけでなくJScriptやVBScriptなどのWSHスクリプトも実行可能である。
シャドウ・コピーでファイルを自動バックアップする(サーバ編)
Windows Server 2003の共有フォルダのシャドウ・コピー機能を利用すると、削除されたファイルを復活させたり、過去のバージョンを取り出したりできる。 / 定期的にファイル・システムのスナップショットを作成することにより、その時点の状態を再現することができる。 / 1ドライブ当たり、最大64個のスナップショットを保存することができる。 / スナップショットはディスクの空き領域に保存されるため、この機能を有効にしても、システムにはほとんど影響を与えない。
SyncToyツールで手軽にバックアップを行う
エクスプローラやXCOPYコマンドでのバックアップは、手作業が多く手間がかかる。 / Windows OSに付属するNTBACKUPでは、フォルダの同期を取る用途では利用できない。 / 無償で提供されているSyncToyツールを利用すると、5種類のバックアップ・モードを使って、簡単にバックアップが行える。
pingを繰り返し実行させる
pingコマンドはTCP/IPにおける基本ツールであり、IP的に到達可能であるかどうかを調査できる。 / pingコマンドはデフォルトでは4回パケットを送信するが、繰り返し実行したい場合は-nオプションで回数を指定する。 / -tオプションを利用すると、ユーザーが中断するまでずっと連続して実行される。
デスクトップ上に必要なショートカットを自動生成する
オフィスで業務用PCを導入する場合、社員が共通して使用する業務アプリケーションやドキュメントなどへのショートカットを一律に設定しておきたいことがある。 / WSHを用いれば、ショートカットの生成に必要な情報をあらかじめ用意しておくだけで、ワンクリックで一連のショートカットを作成することができる。


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