LTO Ultrium
【エル・ティー・オー・ウルトリウム】
最終更新日: 2002/11/10
テープ・ストレージ技術の規格「LTO」におけるテープ・フォーマット規格。384トラックを持つ1/2インチ幅のテープを採用する。テープは、105.4(W)×102.0(D)×21.5(H)mmのシングル・リール(テープの巻き取りが1つのもの)のカートリッジに収められる。カートリッジには、テープとは別に4Kbytesの半導体メモリが搭載されており、データの位置やメディアのエラーなどの情報が保存されるようになっている。
Ultrium 1では、圧縮時200Gbytesのデータ記録が可能で、20M〜40Mbytes/sのデータ転送レートを実現する。Ultrium 2では、それぞれ400Gbytes、20M〜40Mbytes/sに向上する。Ultriumのロードマップとして以下の4世代がすでに規定されているが、2002年9月現在、製品の出荷が行われているのはUltrium 1だけである(Ultrium 2は、2002年4月にライセンス提供が開始された)。
世代 | 第1世代 | 第2世代 | 第3世代 | 第4世代 |
容量(2:1圧縮時) | 200Gbytes | 400Gbytes | 800Gbytes | 1.6Tbytes |
転送速度(2:1圧縮時) | 20M〜40Mbytes/s | 40M〜80Mbytes/s | 80M〜160Mbytes/s | 160M〜320Mbytes/s |
メディアの素材 | メタル・パーティクル | メタル・パーティクル | メタル・パーティクル | 薄膜 |
Ultriumフォーマットのロードマップ |
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