CL2.5 (CAS Latency 2.5)
【シー・エル・ニ・テン・ゴ】
最終更新日: 2002/02/04
DDR SDRAMのような同期型のDRAMにおいて、列(Column)アドレスを与えてからデータが読み出せるようになるまでの時間(CASレイテンシ)が、2.5クロック分だけ必要であることを表す呼び方。この数値が少ないほどメモリは高速であるといえるが、CL2.5はDDR SDRAMでは標準的な速度である。値が2や3でなく2.5と半端なのは、DDR SDRAMでは、入力されたクロックの2倍の周波数に同期してデータを転送するようになっているからである。そのためCASレイテンシは0.5クロック単位で計測されることになる。CL2.5は内部クロックでは5クロック分に相当する。
CL2.5 列(Column)アドレスを与えてから、2.5クロック後にデータの読み出しが可能になる。データはクロックの倍の周期で(つまり1クロックで2つのデータを)読み書きすることができる。 |
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