Katmai
【カトマイ】
別名
・カトマイ (Katmai)
最終更新日: 2001/07/19
Intel製x86プロセッサであるPentium IIIのうち、最初(1999年3月2日)に登場したプロセッサ・コアの開発コード名。初めてストリーミングSIMD拡張命令(SSE)を実装したプロセッサ・コアである。主な仕様は以下のとおり。
項目 | 内容 |
マイクロアーキテクチャ | P6アーキテクチャ |
コアのクロック周波数 | 450/500/533/550/600MHz |
FSBのクロック周波数 | 100MHz(コア・クロック450/500/550/600MHz)/133MHz(同533/600MHz) |
1次キャッシュ | 命令:16Kbytes/データ:16Kbytesの合計32Kbytesをコアに統合 |
2次キャッシュ | 最大512Kbytesをコアに外付け可能。クロック周波数はコアの1/2 |
製造プロセス | 0.25μm |
トランジスタ数 | 950万個 |
Katmaiの主な仕様 |
Katmaiの後には、Pentium IIIの2代目プロセッサ・コアとして開発コード名「Coppermine(カッパーマイン)」が登場している。
Pentium III(S.E.C.C.2) これはKatmaiを搭載しているS.E.C.C.2と呼ばれるカートリッジ型のPentium III。写真提供:Intel |
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関連用語
参考リンク
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■Intel Pentium IIIのホームページ
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