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ページ・ビュー （page view）

　Webページ1ページ分を表示すること。Webページの人気の高さを判断したり、Webページ内に配置され、ユーザーに表示されたバナー広告の料金を算出したりする場合にこの値が使用される。

　Webページを配信するWebサーバ側では、Webブラウザからのアクセス状況をモニタすることができる。当初、Webページへのアクセスを計る単位として使用された「ヒット数」では、Webブラウザからサーバに送られる「GET」コマンドの数を単純に計測しているものがあった。しかしこのGETコマンドは、本文テキストや画像など、Webページに複数の要素が含まれていると、その数だけコマンドが発行されるため、実際には1つのWebページが1回表示されただけでも、「ヒット数」が複数カウントされてしまうという問題があった。

　当初はWebページの人気の高さをアピールするために、この水増しされた「ヒット数」が公表されることが少なくなかったが、その後は、Webページの表示数と一対一に対応するページビューが、Webページの人気を示す数字として使用されるようになってきた。また、Webページの上下に挿入されるバナー広告では、このページビューの数値に応じて広告料がコンテンツの所有者に支払われるようになっている。

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