ワープロ専用機
【ワープロ・センヨウキ】
最終更新日: 1999/03/18
ワードプロセッシング(文書作成)を目的として設計された専用コンピュータ。初期のワープロ専用機は、表示デバイスとしてCRTディスプレイを使用しており、デスクトップコンピュータのような風貌をしていたが、現在では、液晶ディスプレイを採用するものがほとんどで、ちょうどノート型PCにプリンタを組み込んだような構成をしている。
内部的にはMS-DOSなどの汎用OSを使用したものもあるが、基本的には、ハードウェア構成からOS、アプリケーションまでが完全に統合化されており、メーカーやモデルごとに独自の仕様になっていると考えてよい。このため、可能な範囲での文書ファイルの互換性などは考慮されているが、基本的には、作成した文書ファイルをフルスペックで表示/印刷するには、その文書を作成したものと同一の機器環境が必要になる。
ただし最近では、ワープロ専用機でも、MS-DOSのテキストファイルでデータ交換が可能なものや、インターネットアクセス機能(WWW、インターネットメールなど)などを備えたものが一般化している。
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