SQL (Structured Query Language)
【エス・キュー・エル/シークゥエル】
最終更新日: 2003/06/12
データベース(特にリレーショナル データベース)システム用の問い合わせ言語。SQLの原型となったのは、IBMがメインフレーム システム向けリレーショナル データベースの問い合わせ言語として開発したものだとされる。
その後、SQLの普及に伴い、国際標準規格としてANSIやISO、JISなどによって言語仕様が規定されている。国際標準となった最初のSQL仕様は1987年制定のSQL86で、以後SQL 89、SQL92と時代の要請とともに仕様を拡張し、1999年にはSQL99が規格化された。
データベースを扱う典型的なクライアント サーバ システムでは、エンドユーザーが使用するクライアント側から、サーバ側のデータベースに対し、SQLによる一連の問い合わせを行い、その結果を得るという形式をとる。SQL自身は可読性のあるテキストで記述され、これがサーバ側で解釈され、さまざまなデータベース処理が実行される。SQLを使用して、テーブルの作成から関係演算、検索、データの更新など、リレーショナル データベースの操作として可能なほとんどの処理をSQLで記述することが可能である。
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関連用語
参考リンク
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■日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)のホームページ
JISの制定/改正/確認/廃止に関する審議やJISマーク表示の対象となる品目の指定に関する審議などを行う。
■ANSI(American National Standards Institute)のホームページ
■ISO(国際標準化機構)のホームページ