富士通、IBM製ミドルウェア専用の支援センター開設
2000/11/28
富士通と日本IBMは、コンサルティングや情報提供によりシステム導入の支援する「IBM Middleware on PRIMEOPOWER」を開設し、運営を開始した。
「PRIMEPOWER」は富士通のUNIXサーバで、プロセッサに同社独自開発の「SPARC64 GP」を用いている。富士通ではこの「PRIMEPOWER」上で稼働するソフトウェアの拡充を図っており、「IBM Middleware on PRIMEOPOWER」では、IBMのeビジネス関連のソフトウェア製品群を組み合わせ、インターネットビジネス向けのシステムの提供を行う。対象としたIBM製品は「WebSphere Application Server」「MQSeries」「DB2 ユニバーサル・データベース」の3製品。
具体的には、センター内でシステム構築のコンサルティングや技術サポート、システムの評価や検証などを行う。同センターはロータス内に設置し、富士通及び富士通関連企業の社員が担当する。技術提供としては、両社のホームページなどでIBMソフトウェアに対する富士通製クラスタ機能のサンプル・スクリプトなどを公開する。
両社では今年の7月より、「PRIMEPOWER」上でIBM製のソフトウェアと、「SafeCLUSTER」をはじめとする富士通製クラスタ製品とを組み合わせたシステムの評価・検証を進めていた。
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