住商、システム構築支援ツールを強化

2001/1/12

 住商情報システムは、データベースなど企業システム構築ツール「Data-INTIMATE」と「Mind-Designer」の新バージョンを発表した。販売開始はいずれも1月25日から。

 両製品は、同社のシステム構築支援スィート「INTIMATE」シリーズの一部。「Data-INTIMATE V4.3」はデータベースの構築を支援する製品で、概念データモデル、データビュー、物理データモデルの3層スキーマに準拠している。データ分析、論理/物理データモデル設計、DBMSの実装など構築に必要な一連の作業をカバーしている。また、整合性のとれた分析や設計作業を助けるためマトリックス図を用いることも可能、これにより規模にとらわれないデータベースシステムの設計が実現するという。その他、リバース・エンジニアリングによる構築などさまざまなアプローチからの構築をサポートする。今回のバージョンアップでは、Oracle8i、SQL Server 7.0に対応、稼働環境としては、Winsows 2000が追加された。

 「Mind-Designer V1.1」は、これまでの「Mind-INTIMATE」に関連機能を統合したもの。システム構築の際の分析や設計を助ける、「業務分析」「問題分析」「システム分析」「ビジネス・フロー」「データ・フロー」の5つのパッケージから構成される。分析/設計成果物の一元管理、Viewer版によりエンドユーザーを含む関係者との情報共有が行えるなど、管理者が容易に管理できるように機能強化されている。稼働環境は、Windows 95/98/2000/NT 4.0。

[関連リンク]
住商情報システムの発表資料
「Data-INTIMATE」
「Mind-Designer」
「INTIMATE」

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