MS、安全性と性能向上機能を備えたISAサーバを発表
2001/2/16
米マイクロソフトは2月14日、Microsoft Internet Security and Acceleration(ISA) Server 2000を発表した。ファイアウォールとWebキャッシュの機能を合わせ持つソフトウェアで、同社の.NETエンタープライズ・サーバー群の中ではセキュリティとパフォーマンスを担う製品に位置付けられている。
新製品は、外部からのアタックや、認証されていないユーザーのアクセスから企業のネットワークを保護する。また、双方向のトラフィック監視、疑いのある行動を察知し管理者に警告する機能などもある。同社では、独立系のセキュリティ関連の研究所であるICSA Labsより認定を受けたことと、Foundstoneの通過テスト(Penetration Testing)で評価を受けたと発表している。
これらセキュリティ関連機能のほか、高速Webキャッシュ機能も備え、Webサーバのパフォーマンスを向上させるという。Windowsインターフェースにより管理者が楽に操作できる点、負荷分散やクラスタリングなどの機能を備えている点で、他ファイアウォールベンダーの提供する製品と差別化を図っていくものと思われる。
製品はStandard EditionとEnterprise Editionの2種類で、出荷は今月中の予定。評価版は同社のWebサイト(http://www.microsoft.com/isaserver/)からダウンロードできる。
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