IBM、Oracle 8もサポートしたMQSeries
2001/3/17
日本アイ・ビー・エムは3月16日、「MQSeries Workflow V3.3」を発表した。アプリケーションの連携を可能とするミドルウェアで、今回「Oracle 8」のサポートなどの機能強化が加えられた。
新製品は、企業内・外のビジネスプロセスの自動化・管理を実現するソフトウェア。eビジネス・システムでは企業内をはじめ、パートナー企業とのアプリケーション連携も必要とされる。IBMでは、ビジネス・プロセス・マネジメント(BPM)が今後ますます重要になってくるとし、プロセス・ワークフローの連携に重点を置いて機能強化を図ったという。
今回のバージョンでの新しくなった点は、
- Oracle 8のサポート
- サーバとクライアントがN対Nの環境をサポート
- JSPベースのWebユーザー・フロント・エンド構築ウィザードの提供
など。特に2点目では、クラスタ構成のWebサーバ環境への対応を実現するため、信頼性や可用性が増すという。
さらに、J2EE、JSP(Java Server Pages)、Corbaなど各種の標準をサポート。マルチプラットフォーム対応の「MQSeries Workflow V3.3」ではWindows、AIX、Solaris、UP-UXに対応する。このほか、同社のOS/390に対応する「MQSeries Workflow for z/OS V3.3」がある。
[関連リンク]
日本IBMの「MQSeries
Workflow V3.3」製品紹介
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