日本IBM、マルチデバイス対応のポータル基盤ソフトウェアを発売

2001/4/19

 日本アイ・ビー・エムは4月18日、PCだけでなく携帯電話、PDAといったデバイスにも対応したポータルを構築するための基盤ソフトウェア「WebSphere Portal Server Version 1.1.1」を発表した。出荷は4月20日からの予定。

 「WebSphere Portal Server」は、さまざまな種類のポータルサービスを統合して、水平型のポータルフレームワークを提供するポータル基盤ミドルウェア。ECやBI(ビジネスインテリジェンス)、ナレッジマネージメントなどの異なった種類のポータルサービスを稼動させ、これを統合的に利用することが可能となる。パーソナライゼーション、ナビゲーション/プレゼンテーションといった機能も備えている。また、携帯電話、PDAといったデバイスからも単一のアクセスで、コンテンツやアプリケーションの閲覧・利用が可能になる。

 この製品を利用することで、各種ポータルサービスが連携し、マルチデバイス対応の独自のポータルサーバーを構築できる。価格は、100ユーザーの場合で、47万2500円(消費税別)。総ユーザー数が増加するに従って、1ユーザーあたりの料金が低下する料金設定になってる。

[関連リンク]
日本IBMの発表資料

[関連記事]
モバイル・コマースに対応した「WebSphere Commerce Suite」 (@ITNews)
日本IBMがミドルウェアをWebSphereで統合へ (@ITNews)
BEAのECサーバー新版は「EJBを意識させない製品」(@ITNews)
アイオナ、EJB準拠アプリケーションサーバを発売 (@ITNews)
ボーランドの新APサーバはビジュアルな管理機能を強化 (@ITNews)

 

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)