EMC、ファイバ・チャネル対応のスイッチとデータ転送ソフト

2001/5/16

「Connectrix ED-64Mダイレクタ」

 EMCジャパンは、ファイバ・チャネル対応のダイレクタとスイッチの3製品、それにストレージベースでデータを転送するソフトウェアを発売した。

 ダイレクタ・スイッチの新製品は、「Connectrix」ファミリのラインナップで、価格は490万5000円から。省スペース化とポートの高密度化が図られている点が特徴だ。

 エンタープライズ向けのダイレクタ「Connectrix ED-64Mダイレクタ」は、単一筐体で最大256ポート、複数構成で最大512ポートまでの拡張性を備える。部門サイズ向けのファブリック・スイッチ「Connectrix DS-32M」は32ポートを搭載し、8センチ未満のラック・スペースに設置が可能。ワーク・グループ専用スイッチ「Connectrix DS-16M」は、5センチ未満のラック・スペースに設置できる薄型サイズになっている。

「Connectrix DS-32M」

 一方、データ転送ソフト「SRDF-DM」(Symmetrix Remote Data Facility - Data Mobility)は、データ複製/復旧ソフトSRDFをベースにしたもので、コンテンツ配信、データセンターの移転、ストレージ・ロードバランシングなどのために、パブリックあるいはプライベートのネットワークを介して、高速にデータを転送する。価格は90万円から。

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EMCジャパン

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