オラクル、モバイル専用データベースの新版を発表

2001/7/17

 日本オラクルは7月16日、モバイル専用のデータベースソフト「Oracle9i Lite」を、7月30日より出荷開始することを発表した。

 Oracle9i Liteは、オラクルの最新Eビジネスプラットフォームと連携したインターネット・アプリケーションを、モバイル環境でも利用可能にするデータベース製品で、「Oracle8i Lite」の後継製品となる。

 Oracle9i Liteは、コアとなるOracle Liteを中心とした「モバイル・クライアント」とサーバとのデータ連携を中心とした「モバイル・サーバー」の2つの製品で構成されている。モバイル・クライアントは、さまざまなモバイル端末で稼働する小型データベース、モバイル端末上でのアプリケーションを開発するための支援ツールを備える。モバイル・サーバーは、モバイル端末のデータベースとデータベースサーバとのデータ連携を可能とするデータベースサーバ環境。

 Oracle 9i Liteの対応OSは、サーバがWindows NT 4.0(ServicePack 3以降)とWindows 2000で、クライアントがWindows 95/98、Windows NT 4.0(ServicePack 5以降)、Windows 2000、Windows CE 2.0/2.1/3.0、Palm 3.5。なお、価格は100指名ユーザーで5万円。1000指名ユーザーで4万円。

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日本オラクルの発表資料

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