生産性をさらに向上させたColdFusion最新版
2001/9/12
「Macromedia ColdFusion Server 5 日本語版」 |
マクロメディアは9月11日、Webアプリケーション・サーバの最新版「Macromedia ColdFusion Server 5 日本語版」を10月26日に発売すると発表した。ColdFusionは、2001年3月20日の米Allaire社と米Macromedia社の合併により、マクロメディア製品群に追加された。
ColdFusionは、HTMLを独自拡張したタグベース言語「CFML(ColdFusion Markup Language)」を搭載しており、これにより短期間でWebアプリケーションを構築できるサーバソフトウェア製品。CFMLは、ダイナミックページを生成する他のテクノロジと比較して記述が簡単という特徴を持つ。
最新版では、ユーザー定義関数によりコードの再利用が可能になり、生産性がアップしている。また、違うソース内にあるデータとメモリ内のデータを容易に統合しクエリーできる「Query of Query」や「グラフ表示機能」、「サーチエンジン」などの機能を追加した。
ColdFusion Server 5は、中規模アプリケーション向けのProfessional版と、大規模アプリケーション向けのEnterprise版の2種類が用意される。Enterprise版は、Professional版の全機能の他に、キャッシュ機能付きグラフエンジン、25万個までのドキュメントに対してのインデックスの作成およびテキスト検索機能が搭載される。
対応OSは、Professional版がWindows 2000/NT 4.0、Enterprise版はWindows 2000/NT 4.0、Solaris 2.6/7/8。なお、米国ではLinux版もリリースされているが、日本語版のLinux対応は検討中とのこと。
価格は「Macromedia ColdFusion Server 5 日本語版 Professional Edition
Windows版」が32万円、同Subscription付きが44万8000円。「Macromedia
ColdFusion Server 5 日本語版 Enterprise Edition Windows版」が120万円、同Subscription付きが168万円。「Macromedia
ColdFusion Server 5 日本語版
Enterprise Edition Solaris版」が120万円、同Subscription付きが168万円となっている。
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