PowerPoint資料をインターネット配信する圧縮ツール
2001/9/19
カナダのソフトウェア・ベンダ、インパティカの、同社の日本国内総代理店であるインタックは9月18日、インパティカの圧縮変換ツール「impatica for PowerPoint」を発表した。9月20日より出荷を開始する。
「impatica for PowerPoint」は、マイクロソフトのプレゼンテーション・ソフトウェアであるPowerPointで作成したファイルを10分の1〜20分の1程度に圧縮して、Webブラウザなどインターネット上で配信できるソフトウェア。電子メールでの配信も可能で、受信者はメールを開くだけで音声や動画付きのコンテンツを再生できる。Javaプログラムを利用して再生などを行うため、プラグインをインストールすることなくファイルを開くことができる。また、将来的には携帯端末への発信にも利用できるという。
同社では、オンライン研修や社内のコミュニケーション、オンライン・チュートリアル、eCRMといった分野での利用を想定している。また、営業活動の効率化も図れるという。
「ビジネスではプレゼンテーションの90%以上で、PowerPointが用いられている。だれにでも使えるPowerPointでコンテンツの作成ができれば、更新頻度は上がり、コストも安くつく」と、インタック 代表取締役社長 宮崎龍彦氏は、容易性や低コストな点を特徴に挙げた。
価格はオープン。推定実勢価格は、最大20ユーザーまでの「ミニマムパック」で200万円程度という。
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