赤外線リモコンとして利用できる薄型の新型CLIE
2001/11/20
CLIEのカラー新モデル「PEG-T600C」 |
ソニーは11月19日、Palm OS 4.1を採用し、赤外線リモコンとしても利用可能なCLIEのカラー新モデル「PEG-T600C」とモノクロモデル「PEG-T400」を発表した。価格はオープンプライス(市場予想価格はPEG-T600Cが4万円前後、PEG-T400が3万円前後の見込み)で、12月8日より発売開始される。また、11月19日より同社の直販サイトSonyStyleで先行予約を受け付ける。
両モデルとも、最新のPalm OS 4.1日本語版を搭載し、現行のカラー/モノクロPalmデバイスの中で最も薄い。テレビ、ビデオ、DVDプレイヤーなどのAV機器の基本的なリモコン操作が可能なソフト「CLIE Remote Commander」を搭載する。また、Palmのm500シリーズ同様、Word/Excelで作成したファイルを、パソコンから転送、閲覧・編集できるアプリケーションソフトウェア「Documents To Go 4.0」を標準でバンドルしている。
別売の通信アダプタ「PEGA-CF60」により、CFタイプのデータ通信カードが利用できる。また、この通信アダプタは、リチウムイオン充電池を内蔵しているため、CLIE本体のバッテリを使用せずに通信が行える。外付けバッテリーとしても使用可能。発売は12月15日からで、価格はオープンプライス(市場予想価格1万5000円前後)。
なお、「CLIE Tシリーズ」はシリアルポートの仕様が変更されており、従来の「CLIE Nシリーズ」の周辺機器との互換性はない。
また、あわせて発表済みの、クリエ専用メモリスティック拡張モジュールのカメラモジュール「PEGA-MSC1」とGPSモジュール「PEGA-MSG1」の発売時期も発表された。いずれも12月8日からの発売で、価格はオープンプライス(市場予想価格はPEGA-MSC1が1万5000円前後、PEGA-MSG1が2万円前後) 。
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