XMLベースの電子署名をW3Cが勧告
2002/2/16
World Wide Web Consortium(W3C)は米国時間2月14日、XMLベースの電子署名を勧告として公開、Webサービスに不可欠なセキュリティ機能として承認することを発表した。
W3Cが勧告したのは、XML-Signature Syntax and Processingで、XML技術に基づく電子署名向けの言語。通常、“XML Signature”(XML署名)といわれている。これまで、W3CとIETF(The Internet Engineering Task Force)が共同でワーキンググループを結成し、開発作業を進めてきた。今回、W3Cの勧告を受け、仕様が評価されたことにより、採用が促進すると思われる。
XML Signatureは、XML文書全体への署名だけでなく、文書内の特定部分に対しても署名が行えるという特徴を持つ。また、暗号化のXML Encryptionや公開鍵などのやりとりのプロトコルを提供するXML Key Managementといった現在策定中の仕様もサポートする。
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W3Cの発表資料
XML-Signature
Syntax and Processing
XML
Signature WG
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W3C/XML
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