グローバルにイーサネット仮想LANを構築するサービス

2002/2/22

 NTTコミュニケーションズは2月21日に、国内外拠点間のイーサネット接続サービスをパッケージ化した「Arcstarグローバルe-VLAN パッケージサービス」の提供を開始した。海外と国内の拠点が、あたかも同一イーサネット上にあるかのような環境を構築できる。NTTコミュニケーションズがグローバルな拠点間を結ぶVLANのバックボーンを一元的に運用・管理する。イーサネット技術を用いた広域通信サービスは世界でも初めてという。

 新サービスは、すでに提供を開始していたイーサネットサービス「e-VLANサービス」を国外に拡大したもの。世界54カ国をカバーし、企業におけるビジネスのグローバル化に応える。また、専用線サービスの「Arcstarネットワークサービス」と組み合わせることにより、安全性や信頼性も確保するという。サポートは、24時間の監視体制を敷き、海外のネットワーク部分も同社が管理する。

 SNAやIPXなどのIP以外のプロトコルをサポートし、IPv4とIPv6の混在も可能。同サービスは既存のLAN上に構築するため、コスト面でのメリットもあるという。

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NTTコミュニケーションズの発表資料

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