NTTコミュニケーションズ、Webパフォーマンス管理サービス
2001/9/29
NTTコミュニケーションズは9月28日、Webサイトの信頼性、パフォーマンスなどの試験、監視、評価するサービス「WebSITE CARES」(ウェブサイト ケアーズ)を、10月1日より開始することを発表した。
eビジネスの展開で重要な要素の1つは、いかにWebサイトの信頼性やパフォーマンスを維持し、向上させていくかである。NTTコミュニケーションが今回提供するサービスは、こうしたニーズにこたえるため、同社が従来から提供していた「セキュアWebソリューション」のメニューの1つとして新たに提供する。なお、このサービスは、Webサイトのテストツール・ベンダであるマーキュリー・インタラクティブ・ジャパンのツールと技術を利用して実現している。
同社のWebSITE CARESで提供するサービスは、次の3つから構成される。
(1)負荷テストサービス
最大200万ユーザーの仮想ユーザーを生成してWebサイトへの負荷をテストし、Webサイトのボトルネックなどを把握できる。
(2)レスポンス測定サービス
Webサイトのレスポンスタイムを、15分間間隔で測定・監視し、一定のパフォーマンス値を割り込むとシステム管理者に通知する。
(3)EJB性能監視サービス
NTTコミュニケーションズのデータセンターを利用する場合のみ、J2EEで構築されたWebアプリケーションサーバを、メソッド単位で性能監視を行う。その際、許容値を超えた値を検出した場合に、システム管理者に電子メールで通知する。
なお、NTTコミュニケーションズでは、今後さらにサービスを強化し、「Webコンサルティングサービス」として2002年1月より提供していく予定だ。
[関連リンク]
NTTコミュニケーションズの発表資料
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンの発表資料
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