日立がJP1を強化、ベリタスのバックアップ製品を統合

2002/3/19

 日立製作所と米ベリタスソフトウェアおよびベリタスソフトウェアの3社は3月18日、ストレージのバックアップ製品に関して契約を結んだことを発表した。これにより、日立のシステム運用管理ソフト「JP1」にベリタスの製品が加わることになる。

 今回の提携は、昨年2月に日立と米ベリタスが結んだストレージにおける包括的な提携に基づくもの。この提携で、日立はJP1のラインナップにベリタスのバックアップ製品を加える。これにより、ワークグループ向けの「JP1/VERITAS NetBackup BS V3.4」など4製品を展開、3月20日より販売を開始する。

 また3社は、サポート、マーケティングに関しても共同で展開する。特にサポートは、ベリタスソフトウェア内に日立専任のスタッフを配置し、24時間体制を敷く。

 日立のJP1は、導入企業数が5800社以上の運用管理ソリューション。一方のベリタスは、UNIXおよびWindows、両環境におけるストレージのバックアップ・リカバリ市場でマーケットシェアトップとされている(2000年、ガートナー データクエスト調べ)。

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日立の発表資料

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