米MS、.NET Compact Frameworkのベータ版を発表

2002/4/20

 米マイクロソフトはロンドンにて開催した「Microsoft Mobility Developer Conference」において英国時間4月17日、「Microsoft .NET Compact Framework」のベータ版を発表した。同社が進めている.NET戦略をハンドヘルド分野に拡大し、Webサービスをモバイル端末でも利用可能にするもの。

 .NET Compact Frameworkは.NET Frameworkのサブセットで、「Pocket PC 2000」「Pocket PC 2002」「Windows CE .NET」搭載端末をターゲットにしている。 .NET Frameworkと同じプログラミングモデルとアプリケーション開発ツールを共有するため、特別なことを新たに学ぶことなくモバイル端末用のアプリケーションが開発できるという。

 .NET Frameworkとの統合のほか、ADO.NETとXMLを用いたデータアクセス、クラス・ライブラリの利用、コードの管理やコンパイルなどのランタイム機能などにより、開発期間を短縮できるとしている。

 同社はまた、「Visual Studio .NET」を拡張する「Smart Device Extensions (SDE) for Visual Studio .NET」も発表している。これは、デバイスエミュレータやリモートデバッキング機能などを備えた拡張モジュール。

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米マイクロソフトの発表資料

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