サイベースが情報流動性の評価ツールをオンラインで公開
2002/12/21
サイベースは12月20日、企業内のデータ利用効率を診断するツールの提供を開始した。同社は、企業内データを経済的価値のある情報へと効率的に変換するソリューション群の開発に力を入れており、キーワードとして「Information Liquidity(情報流動性)」をアピールしている。今回構築したInformation Liquidity評価ツールは、http://www.informationliquidity.com/上で公開する。
AMR Researchの調査によると、企業内のテクノロジ・インフラやエンタープライズ・ソフトウェアの投資額は、2002年で410億ドルの規模に達する、という。しかし、情報フローの流動性(多くの企業で、あるいは部門間で情報が共有できていない)やスピード(必要なときにデータにアクセスができない)、質(データの形式やタイプの違い、またはデータが古いことなどから、整合性がない)などの問題は依然残っており、インフラとソフトウェアの統合がスムーズに行えている企業は少ない。
サイベースでは、16問の対話型オンライン・テスト結果を通じて、企業の現在の情報フロー、スピード、品質の分析を行い、実施すべきアクションを提示、その後、解決策に結びつくであろう同社のソリューションを紹介する。同サイトでは、ケース・スタディやベスト・プラクティスの実例なども参照できる。
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